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従兄弟に桜咲く。


2015年桜咲く4月、中津カンテグランデで個展開催中に嘉門達夫さんが遊びに来てくれた。僕は偶然、来ていた従兄弟(ミキト当時高校3年生になりたて)をモデルに神社の満開の桜の木の下で写真を撮った。嘉門さんも同じ場所で写真を撮った。その時、この作品のイメージは僕の頭の中に描かれた。

嘉門さんから小説装丁の話をいただいて原稿を読んだ僕は、満開の桜を背景に過去と現在の2人を一緒に描こうと心に決めた。「丘の上の綺羅星」は高校生だった嘉門さんが今の自分になるまでの話だからだ。2015年秋に発売された本の装丁は、この線画をもとに仕上げてある。2016年3月のある日、高校を卒業したミキトに大学合格の通知が届いた。ふとこの作品をミキトに贈りたくなった。桜咲いたね、おめでとう。

2015, April, the musician Tatsuo Kamon visited my art exhibition at Nakatsu Cante grande. I took a photo of my cousin to use for a model. and I took a photo of Mr, Kamon at same spot. and then I got an idea of this image. When I read Mr, Kamon's book, I decide to draw full of cherry and a person's past and future. The book is about Mr, Kamon's growing up story. the book was started to sell 2015. 2016 March, I heard the cousin pass the entering test of Univercity. congratulation!

「桜咲く」2015

嘉門達夫、著作「丘の上の綺羅星」は大阪千里丘にあった毎日放送ラジオ局からドラマが始まる。なので今は梅田に移転されて消えてしまった、ランドマーク的な千里丘スタジオの赤い鉄塔も描き加えた。僕が生まれた頃にはすでに鉄塔はなかったので、ネット検索して画像を入手。小説の内容に合わせて嘉門さんが鉄塔を見上げる表紙に仕上がった。

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